理想の家づくりは間取りがポイント
自由に間取りをレイアウトできるのが注文住宅の魅力です。しかし、快適な暮らしを送るためには、気をつけておきたいポイントがいくつかあります。こちらでは、間取りを考える上で押さえておきたいポイントについて、埼玉県久喜市や白岡市、蓮田市、上尾市を中心に注文住宅を手がける「株式会社豊田工務店」がお知らせします。
間取りを決める際に知っておきたい6つのポイント
ポイント1:採光
日当たりは快適な暮らしに欠かせない要素のひとつです。だからといって、南向きで間口の広い土地に家を建てればいいわけではありません。日当たりが強すぎると、サンシェードやよしずで調整しなければならないためです。程よい日当たりに包まれながら暮らすのには、計算された採光が欠かせません。
ポイント2:空気の管理
高気密・高断熱の家は、省エネ性に優れた家といえます。そして、この高気密・高断熱に加えて、空気の管理を計画的に行える間取りであれば、省エネ性だけでなく快適性も増します。普段は、新鮮でおいしい空気を入れ替えることができて、外の空気がほしいときは、通風性を考えて設置された窓からスムーズに風を呼び込める――、この空気の管理が快適な生活を彩ってくれます。
ポイント3:動線
それぞれのご家庭のライフスタイルにマッチさせた動線設計によって、暮らしの快適さは大きく向上します。ご家族のライフスタイルを丁寧にヒアリングしたうえで、アトリエ建築家がスムーズな動線設計をレイアウト。関連性のある部屋を近くに配置するのではなく、ご家族が快適に暮らせるにはどんな動線が設計すればいいを考え抜きます。
たとえばキッチン。毎日使用する場所ですので、ここの動線をいかに効率的にするかはその後の暮らしに大きな影響を与えます。最短距離で家事ができるような設計を目指しましょう。もちろん、キッチン以外についてもレイアウト次第で災害時の避難安全性などが変わります。具体的に、ご家族がどのような移動をするかをイメージしながら組み立てていくのがおすすめです。
ポイント4:収納
ゆったりとした居住空間を確保するのに、収納は欠かせないものです。でも、むやみに収納を各部屋に設ければ正解ではありません。お客様のライフスタイルを細かくヒアリングして、使い勝手のよい場所に必要な数の収納スペースを設置します。階段下などのデッドスペースを有効活用するなど、空間を活かした収納をレイアウトしていきます。
ポイント5:温度管理
リビングや共用部分へ大きな吹き抜けを設置した家は、開放感がある反面、暖冷房の効率低下を招く可能性があります。近年は住宅構造が進化し、断熱性能が高い素材も多いですが、レイアウト次第ではこうした問題が起こることも覚えておきましょう。
これからの温度管理に必要なのことは、まずはしっかりとした住宅設計にもとづき、建物の断熱性(VA値)0.5以下、気密性(C値)0.5以下の家を建てること。クーラーなどの機械での温度管理は、あくまで補助として考えましょう。シーリングファンを天井に設置して快適性と省エネを確保するのも補助として考え、まずはきちんとした施工がありきとなります。
ポイント6:プライバシー
いつまでも快適に暮らすためには、プライバシーの確保も欠かせません。設計段階から、「お隣の家の窓の位置」「道路からの視線」などをしっかりと考慮していきます。そして適材適所で、外構や植林を行います。これらには外からの視線を遮断し、かつ室内の生活音を緩衝してくれる効果があります。また、二世帯住宅の場合は、それぞれの世帯の生活音が伝わりにくいようレイアウトを工夫するのもポイント。その他、来客時のことまで考えて動線を設計するのも大切です。
豊田工務店の「資産価値までを考えた家づくり」
家は住まいであると同時に、お客様の資産でもあります。場合によっては、売却を検討するケースもあるでしょう。この時、どのような家であれば、資産を高く評価されるのかについても知っておきましょう。
たとえば、「せっかくの注文住宅だし、趣味の映画を思いっきりを楽しめるシアタールームをつくろう」と考えたとします。しかし、シアタールーム付きの家というのは一般的にそこまで需要はありません。また、「家の外見も個性的なデザインにしたい」と考えても、個性的なデザインの家はなかなか買い手がつきにくいもの。そのせいで、売却価格が下がってしまう可能性も十分にあるのです。
そこで、“すたれることなく、飽きのこない”を考えたデザインやレイアウトを設計することで、いつか売却する際にも有利に作用してくれます。また、高気密・高断熱で長持ちする家であることも重要な要素です。
当社では、中古物件として流通させるときに資産価値が高いと評価されるように考えた家づくりを進めます。