久喜市伊坂 S様邸の気密測定
久喜市伊坂で建築中のS様邸で気密測定が行われました。
当社の性能基準は、Ua値0.46以下・C値0.4以下です。
気密測定とはC値の方で、どれだけ隙間なくつくられているか(=気密性が高い)を機会を計測します。この測定を全棟で実施するのが当社のこだわりです。職人の技術と家づくりへの真面目さが数値に表れるのです。
気密測定の専門会社によって、下の写真の測定器を使って計測します。室内の空気を外に送り出して隙間から入ってくる外気の量を計測することで、隙間の量(面積)を割り出します。 今日は施主様も参加されての計測(差し入れ、ありがとうございました)。断熱性能は窓や断熱材の選び方で決まりますが、気密性能はこの測定でしか実感することはできませんので、実際に見ると納得していただくことができます。
棟梁もいつも以上に緊張しながら、隙間がないかをチェックしています。(チェックはお線香の煙で行います)
実はこちらのお宅は性能が高すぎて測定が上手くいかず、空気の取組口を小さいサイズのものに変更して行うことに・・・。
結果は、C値/0.21c㎡/㎡でした!
S様邸は建物面積は約86㎡なので、家全体で約18㎡名刺の半分よりも一回り小さいくらいになります。棟梁・大工ともにほっとひと安心!
施主様からも感謝のお言葉をかけていただきました。
必ずしもすべての建設会社・工務店が気密性能に基準があるわけではありません。代表的な数値で語る会社も多いので、気になる会社なら全棟気密測定しているか、せめて気密測定してくれるか、確認することをおすすめします。